2021年3月期1Qは新型コロナウイルスの影響を受けつつも増収を達成
通期では、エンタープライズ事業の黒字化等による増収増益を目指す

 2021年3月期第1四半期は、新型コロナウイルス感染症が世界規模で拡大する状況下において、当社グループでは、リモートワークの推進や発熱時の出勤停止、アルコール消毒液やマスクの配布といった感染防止策の徹底を図りながらも、安定的にサービスを提供できる体制の構築に努めて参りました。特に、従来情報漏洩等セキュリティの観点からなかなか実現できなかった在宅でのデバッグ対応を新たに開始したほか、リモートワークの普及により今まで以上に重要性が増すセキュリティ関連のサービス提供体制を強化するなど、Afterコロナを見据えた新しいチャレンジを続けて参りました。

 その結果、エンターテインメント事業においては、顧客企業におけるゲームタイトル開発の一部遅延や延期の影響による需要の一時的な減少があったものの、エンタープライズ事業では着実に案件を獲得し高い成長を継続することができ、2021年3月期第1四半期の連結売上高は5,093百万円(前期比102.1%)と増収を達成することができました。一方、連結営業利益は、エンターテインメント事業の減収の影響等もあり、158百万円(前期比83.6%)となりましたが、連結EBITDAは283百万円(前期比102.9%)と前年を上回りました。

 今後については、新型コロナウイルスの影響が色濃く出ていたエンターテインメント事業においても、足元では徐々に需要回復に向けての動きが出始めており、年末商戦期に向けデバッグを中心に繁忙期となる見込みです。また、エンタープライズ事業においては、企業のIT投資の増加やセキュリティ需要の拡大等を背景に、引き続き右肩上がりの高い成長が見込まれます。こうしたことから、通期の連結業績予想としては、売上高は23,080百万円(前期比109.2%)と前期比で二桁近い増収、また、前期まで投資が先行していたエンタープライズ事業において、セグメント利益の通期黒字化が見込めること等から、営業利益は1,600百万円(前期比114.8%)、EBITDAは1,927百万円(前期比111.2%)と大幅増益を計画しております。

 第二創業期を開始して以降、「アジアNo.1の総合テスト・ソリューションカンパニー」となることを目指し、エンタープライズ事業を中心にさまざまな取り組みを進めて参りましたが、まさに当期、その成果を目に見える形で示せるのではないかと考えております。

 株主の皆様におかれましては是非、今後の当社グループにご期待いただき、引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2020年8月
代表取締役社長 CEO 玉塚 元一