デジタルハーツホールディングスの強み

国内ゲームデバッグ市場で圧倒的シェアを確立
デジタルハーツホールディングスが活躍するソフトウェアテスト市場は、テストを専門に手がける競合他社が少ないという点が特徴の1つとしてあげられます。中でも、ゲーム分野においては、当社と競合A社のほぼ2社で市場を寡占しており、安定的に需要を獲得しています。当社では、豊富なテスト人材や検証端末を活用することで、高品質なサービスを流動的な開発スケジュールに合わせ柔軟に提供しており、これらのサービス提供体制・品質がゲームメーカーをはじめとする顧客企業から高く評価されております。一方、ゲーム以外の分野においては、まだ市場自体が黎明期であり、急増するアウトソース需要を的確に取り込むことで、2017年の本格参入以降、年率1.5倍程度のペースで事業拡大を続けています。

専門企業ならではのテストノウハウと独自のテスト自動化ツール
デジタルハーツホールディングスは、創業から積み重ねてきた知見をもとに、ソフトウェアが仕様書通りに正しく動作するかを確認する“機能テスト”だけではなく、ユーザーが不快感や違和感を持つような部分をみつける“ユーザー目線からのテスト”や、情報漏洩がないかを確認する“セキュリティテスト”まで幅広いテストを実施することで、あらゆる側面から顧客企業の製品・サービスの品質向上を支援しております。また、2019年に子会社化した米国LOGIGEAR CORPORATIONの25年にわたるシステムテスト事業でのノウハウや同社独自の自動化ツールを活用することで、人が行うべきテストと自動化すべきテストの最適なバランスを提案するなど、顧客企業におけるソフトウェア開発の効率化も支援しています。

未経験者をプロフェッショナルへと育てる独自の教育体制
デジタルハーツホールディングスに在籍するテスターは、“ゲームが好き”“デジタルデバイスに触れるのが好き”という理由で入社される方が多く、必ずしも“エンジニア”と呼ばれるようなスキルを持った方ばかりではありません。しかし、中には、プログラミング言語を独学で習得しているテスターやネットワークに関する高い知識を有するテスター等、基礎的な知識や潜在的なポテンシャルを持った方がたくさんいらっしゃいます。そこで、当社では、独自のe-ラーニングの実施や外部講師を招いた短期集中講座の開催に加え、OJTを通じた実践的な学習機会の提供等を通じ、年間50名程度の“テスター”を“テストエンジニア”や“セキュリティエキスパート”へと育成しております。